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HOME > 医療安全対策 > 平成16年度 第5回 議事録

医療安全対策

平成16年度 第5回 議事録

H16.11.8
京都府医師会 第5回医療安全対策委員会開催される
平成16年11月8日、京都府医師会館において第5回医療安全対策委員会 小委員会Bが開催された。最初に岩風搦魔謔閨A先般行われた十三大都市医師会連絡協議会の第一分科会「自浄作用活性化について」の報告があった。続いて「2004 医療安全に関するアンケート調査」の内容についての検討に入った。橋本副委員長より今回のアンケート調査は、医療安全に対しどのぐらい会員が意識を持っているかが調査したい。アンケート調査の案の項目に沿って検討するので、忌憚の無い意見を言って欲しいと述べられた。
 
【審議の上決定した事項】
 
○ 会員の調査対象は全会員。
○ 案内文の中に、『昨年の年末に厚生労働大臣医療事故安全対策緊急アピールが出されたのを受けて、医療安全対策委員会で検討し医療安全に関するアンケート調査を実施することになった』『アンケートの回答については、個人として回答をお願いする』の説明文言をいれる。
○ 【区分】については後で意識調査を分かり易くする為、1.診療所 2.病院管理者 3.病院勤務医に変更。
○ 【専門】については医療法第70条に従う。
○ Q2・Q9・Q10・Q11・Q12については、原案通りの質問内容で承認された。意見としては、医師免許の更新制は保険医の更新制の方が良いのではないか等々の意見があった。
○ Q1「医療事故」と「医事紛争」は、文言の定義が定まっておらず、回答者による解釈の違いも考慮して、質問を二つに分けることになった。Q1『裁判・調停・示談にいたった医療事故の経験がある』Q2『紛争にいたらなかった医療事故の経験がある』とし、これ以上質問項目を増やさない方針で行くことにした。
○ Q3技量については高ければ起こりにくい訳ではないため削除する。
○ Q4『病気や治療方針を患者さんが納得するまで説明している』に変更する。
○ Q5一般的なケースを想定する為『必ず』を削除する。
○ Q6患者さんの意識の変化について、例えば権利意識、人権意識、消費者意識等々があるが、どう捉えるか意見交換された。結果、『( )の消費者意識の高まり等』の文言は奥田委員からも消費者意識との表現には疑問を感じるとの意見が出され、むしろ人権意識との指摘も出されたが、ここでは広く捉え削除することになった。
○ Q7『4.生涯教育』の重要性を踏まえ項目を追加する。
○ Q8医療安全の講習会の必要性は認知されているとの観点に立って『医療安全の講習会があれば参加したい』に変更する。
 
項目には、それぞれ各委員とも積極的な意見が出されたが、今回のアンケートはあくまで総論的なものとし、集計の結果をみて各論へと進めていけば良いとのことでアンケートの目的の一致をみた。それと同時にアンケートを送付することで医療安全に対する意識を喚起することになるのも期待することにした。最後に山木委員長より本日は、アンケートの内容の審議で時間一杯までなってしまった。これだけ色々な意見が出てくることは、言葉一つをとってもそれぞれに理解の仕方が違うからであることが分かった。次回は今回のアンケート結果を基に医療安全に対する議論を深めていきたいと述べられた。
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