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HOME > 医療安全対策 > 平成18年度 第2回 議事録

医療安全対策

平成18年度 第2回 議事録

H18.9.11
京都府医師会 第2回医療安全対策委員会開催
平成18年9月11日、京都府医師会館において 第2回の医療安全対策委員会が開催された。山木委員長より本日の委員会の開催前に、委員長・副委員長・府医理事で、委員より回答のあった第4回医療安全シンポジウムのアンケート結果にもとづいて打合せ会を行なったことを報告され、続いてアンケート結果の内容について紹介された。
 
大藪理事から医療安全シンポジウムについての府医の考え方としては、現在までの3回のシンポジウムの流れを踏襲して医療側と患者側が対立する構造ではなく、お互いに協調し合う関係を模索する方向で検討して欲しいと要望が出された。
 
山木委員長より打合せ会で検討された内容が報告された。まずこの医療安全シンポジウムは医療者向けではなく、府民・市民が参加して考えてもらえる会にすることを目的に検討した。
 
具体的には、
 
(1)今までは医師会や医師といった医療側の話が先行してシンポジウムが構成されていたが、今回は患者側の意見を伺うと云う事で、基調講演は、患者団体として大阪を中心に全国で活動されている、ささえあい医療人権センターCOML(コムル)理事長の辻本 好子氏に「かしこい医療へのかかり方(仮題)」で講演をお願いする。
 
(2)パネルディスカッションに関しては、1.COMLの辻本氏 2.医師の立場(医療安全対策委員会の委員) 3.病院の中で実際に患者の声を直接聞き、医療安全に活動されている方として医療安全管理者 4.第三者的な立場としてジャーナリストの4名で行なう。
 
齋藤副委員長からCOMLの成り立ちと、辻本氏は例えばインフォームドコンセントにしても患者側としてしっかりとした考えを持っておられるので、我々が今まで提唱してきている新しい医療安全文化を、患者側からの主張として話してもらうのには適任であると説明された。医療安全管理者については、府病協の病院に聞いている所であるが、実際にどの様な活動実態があるか分からないものの加盟2病院には医療安全管理者がいるとのことであると報告された。また山木委員長から医療安全管理者は、よく講演会にも出られている聖隷浜松病院の看護師の方がいる。ジャーナリストは何人か候補はいるが、決定はしていないと報告され、委員にこの打合せ会の案について意見を求められた。
 
委員からは、COMLはかしこい患者・家族を育てようとしていることを目的としているので良いと考える。医療安全管理者は京都の病院から出てもらった場合は、具体的な名前が出て支障が起こることも考えられるので、他府県の方がよい。府民・市民の方が聞いてもらって後味の悪い会にはしてはいけない等々の意見があった。齋藤副委員長は医療安全管理者については、京都の両大学病院であれば問題はないのではないかとされた。
 
山木委員長は、今までの意見として出た内容を総合すると、今回のシンポジウムのテーマは患者サイドからみた医療のあり方をコンセプトにしていきたいが、この案で進めてもよいかと提案され承認された。
 
続いて、会員むけの平成18年度医療安全講演会について検討され、先ほどのアンケートでも医療事故について刑事事件として責任を追及されてきている問題の指摘があり、時事のテーマとして1案と考えるが、これも委員から意見をアンケートで出していただいて次回の委員会で検討をしたいと締めくくられた。次回の医療安全対策委員会は、10月は祭日の為休会として11月13日に開催となった。
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