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医療安全対策

平成19年度 第7回 議事録

H19.9.10
京都府医師会第7回医療安全対策委員会
 平成19年9月10日、京都府医師会館において第7回医療安全対策委員会が開催された。
 
 山木委員長から、10月13日開催の平成19年度医療安全講演会について、各専門医会からの症例紹介として9専門医会を予定していたが、形成外科医会の発表がなくなり8専門医会のからの症例紹介になったことが報告された。そして提出された抄録・パワーポイントをみると発表に時間がかかることが考えられるので、発表時間に関して意見を求められた。
 
 検討の結果、1症例につき当初どおり発表4分・質疑応答4分として行なうことが決まった。また座長は山木委員長・齋藤副委員長が行うことになった。
 
 続いて大藪理事から、今年4月の医療法の改正で無床診療所にも医療安全に対しての研修が義務づけられた。府医としては、この医療安全講演会を外部研修と位置づけ、出席いただいた方に参加証を発行したいと説明された。
 
【テーマ】
「えっ、本当!?他科に学ぶ事故事例〜日常外来診療で注意すべき疾患〜」
 
【講演内容】
1.京都内科医会
「心窩部痛と嘔吐を主訴とし診断が遅延した急性心筋梗塞の1例」
京都第一赤十字病院循環器科 副部長 島 孝友氏
 
2.京都小児科医会
「当初、急性虫垂炎を疑ったが、最終的に家族性地中海熱と診断した症例」
京都第一赤十字病院小児科 瀬川 藍氏
「ふらつきを主訴として母親と救急車にて来院したが検査所見上異常を認めなかった2歳女児の症例」
京都桂病院小児科 許澤 知代氏
 
3.京都産婦人科医会
「妊娠を確認せずにレントゲン撮影をして患者が堕胎に至った症例」
貫戸産婦人科医院 院長 貫戸 幸彦氏
 
4.京都府耳鼻咽喉科専門医会
「急性喉頭蓋炎」
耳鼻咽喉科豊田医院 院長 豊田 弥八郎氏
 
5.京都消化器医会
「閉鎖孔ヘルニア −高齢者で見逃しやすい腹部疾患−」
国立病院機構京都医療センター消化器科 遠藤 文司氏
「糖尿病患者に軽度のトランスアミラーゼ異常を認める症例」
国立病院機構京都医療センター消化器科 医長 勝島 慎二氏
 
6.京都整形外科医会
「リハビリ中に脳梗塞が再発した症例」
澤村整形外科医院 院長 澤村 弘治氏
 
7.京都糖尿病医会
「他の病気と間違われやすい糖尿病ケトアシドーシス」
「当初脳血管障害を疑われた薬剤性低血糖症例」
京都桂病院内分泌・糖尿内科 部長 山本 泰三氏
 
8.京都脳神経外科医会
「歩いて受診するくも膜下出血の症例」
大原記念病院 院長 垣田 清人氏
 
 続いて第5回医療安全シンポジウムの開催について検討した。山木委員長より各委員に開催案について意見を求められた。齋藤副委員長からは、現在の時事テーマと考えられるものに「医師不足」・「セカンドオピニオン」がある。医師不足に関しては、一般の方もマスコミ等での報道を見てかなり興味を持っているのではないかと述べられた。
 
委員からは、
 
・今までのシンポジウムのコンセプトとして、医療側と患者側が理解し合って新しい医療安全文化を共に考えて行こうとのことで開催してきている。一般の方に理解をしてもらうには、繰り返し同じことを語りかけていくことが必要である。
・京都での周産期のネットワークを例に取上げ、救急医療対策に関して紹介する。
・かかりつけ医に関して、みつけ方や必要性について取上げる。
・病院等でも転倒事故が増えているので、転倒予防から始まり、車椅子の押し方、家の簡単なリフォームまで取上げて、一般の方に役に立つ情報を紹介する。 ・在宅医療に関して取上げ、その中での安全に関して考える。
 
等々の意見があった。
 
 検討の結果、本日あった意見を踏まえて再度開催案をアンケートで委員に聞きくことになった。次回の医療安全対策委員会は、11月12日(月)の開催となった。
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