医療保険制度改革の骨子を決定

医療保険制度改革の骨子を決定
負担増となるメニューが目白押し


 政府の社会保障制度改革推進本部は1月 13 日,医療保険制度改革の骨子を決定しました。
 骨子では,医療提供体制や医療保険制度の改革を推進し,社会保障の充実を図るため,各年度において必要な予算措置を講ずるとともに,通常国会に関連法案を提出することを明記しています。
 具体的には,入院時食事療養費の自己負担の引上げ,紹介状を持たずに大病院を受診した場合の新たな定額負担(自己負担への上乗せ)の義務化,実質的な保険料負担の引上げなど,広く国民に負担を求める内容となっています。
 今後,更なる議論を経て,詳細な内容が決定する項目もありますが,現時点における骨子の概要について,以下のとおりお知らせします。
 改革の実施スケジュールや進め方などについて下記URLをご参照ください。(京都医報2月1日号(No.2046)保険医療部通信に同内容を掲載しています。)
 なお,医療費適正化計画の見直しとして地域医療ビジョンと整合的な目標を設定することや保険外併用療養の仕組みとして患者申出療養を創設することなども列挙されていますが,これらに関してはあらためて誌面を設けて府医の見解をお示ししたいと考えています。前者については,現在,府医社会保険研究委員会において鋭意検討中であることから,その答申に結論を委ねたいと思います。一方で,後者については,現時点で,制度運用までに整理しておくべきと考えているいくつかの点を指摘しておきます。

         <患者申出療養の創設に関する論点整理>
①保険外併用療養の評価療養の機動性を高めることでも対応が可能であること
②安全性・有効性等の確認と将来的な保険収載への道筋(日医の主張)
③新たに実施する医療機関のレベルの維持と基幹病院との連携
④審査機関の短縮(前例のある医療:2週間,前例のない医療:6週間など)
⑤スタート地点の違いで運用が異なること(医師からの申し出と患者からの申し出)

  ◆ 医療保険制度改革骨子(5ページ)
    http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/pdf/kettei_h270113_1.pdf
  ◆ 医療保険制度改革骨子付属資料(14ページ) 
    http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/pdf/kettei_h270113_1_1.pdf
  ◆ 社会保障・税⼀体改⾰による社会保障の充実に係る実施スケジュールについて(2ページ)
    http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/pdf/kettei_h270113_2.pdf
  ◆ 社会保障の充実・安定化について(15ページ)
    http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shakaihoshoukaikaku/dai3/siryou4.pdf

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