ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」のご案内

 京都府医師会ワークライフバランス委員会主催の「ワークライフバランス塾in京都」を、
3月19日(日)13時から開催(Web開催・事前申込制)いたしますので、ご案内いたします。

 今回のテーマは、「男性医師の育休」で、取得される当事者はもちろん、上司や同僚の立場の方にぜひ聞いていただきたい内容となっています。
 男性の育休について、積極的に取り組まれている施設やグループがある一方で、制度があるのは知っているが、よくわからないし、言い出しにくそう」「うちの診療科では、まず無理だろう」という声もあるのが現状ではないかと思います。
 そこで今回は、
①男性医師の育休の現状について理解する
②先進的に取り組んでいる施設から学ぶ
③取りたい人が取れる世の中にする方法を考える
の3つを目的として企画いたしました。

 【基調講演】では、昨年大きな法改正が行われ、厚生労働省ホームページを見てもすぐにはわかりにくい最新の事情を、京都府立医科大学 内分泌代謝内科学 岡田博史先生に、まとめてレクチャーいただく予定です。
 【特別講演】では、医局をあげて男性育休取得を推進されている、長崎大学 心臓血管外科 三浦崇教授 佐世保中央病院 心臓血管外科 北村哲生医師に、マネジメントする立場、実際に育休を取得された立場それぞれからご経験を講演いただきます。
 【ディスカッション】では、「男性育休は希望者取得?原則取得?上司/部下、どちらからどう切り出す?」、「雇用形態的に育休が取得できない人への対応は?」、「男性医師による育休の質、どう考える?」、「現場に残って支える人たち、上司はどうケアする?」、「まずは家庭内での相談が重要!夫婦のコミュニケーション、どうしていますか?」など、現実に即した本気の意見交換を期待いただけると思っています。

 日曜のお昼間の時間ですが、多くの方々のご参加をお待ちしています。
 詳しくは以下よりご覧ください。何卒よろしくお願い申し上げます。

参加申込フォーム
ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」チラシ



       ワークライフバランス塾in京都「どうする!?男性医師の育休」

開催日 2023年3月19日 (日) 13:00-15:00

テーマ どうする!?男性医師の育休

◆基調講演 「パパ育休~育児・介護休業法が改正~」
 京都府立医科大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 助教 岡田 博史氏

◆特別講演
「長崎大学心臓血管外科における育休取得のこころみ」
       長崎大学病院 心臓血管外科 教授 三浦 崇氏

「男性心臓血管外科医の育休経験」
     佐世保中央病院 心臓血管外科 医長 北村 哲生氏

【座長】
   医師のワークライフバランス委員会 委員長 若園𠮷裕氏

◆総合討論
【コメンテーター】
  京都府立医科大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝内科学 助教 岡田 博史氏
  長崎大学病院 心臓血管外科 教授 三浦 崇氏
  佐世保中央病院 心臓血管外科 医長 北村 哲生氏
  京都大学大学院医学系研究科 放射線医学講座 木戸 晶氏
  河北総合病院 麻酔科 医長 吉田 千寿氏
【座長】
  京都医療センター 総合診療科・感染症科 科長 小田垣 孝雄氏
【ファシリテーター】
  京都府医師会 理事 堀田 祐馬氏

◆主催  京都府医師会 医師のワークライフバランス委員会

令和4年度 第2回医療安全講演会開催のお知らせ

 今年度第2回は、3月19日(日)に「採血・血管確保時の痛み・しびれへの対応」をテーマに開催致します。講演会受講には事前申し込みが必要となりますので、下記開催案内ページよりお申込みください。なお今回は、講演会後のオンデマンド配信は行いませんので、予めご了承ください。

 →→→ 開催案内ページはこちら

医療情報・システム基盤整備体制充実加算、後発医薬品の加算等の引き上げ(令和5年4月1日からの診療報酬上の特例措置)

 京都医報2月1日号保険だよりで既報のとおり、「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」及び「医薬品の安定供給に係る取組の推進に向けた診療報酬上の加算」の取扱いについては、4月1日より特例措置が適用されることとされていますが、今般、関係告示が公布されるとともに、関係通知等が発出されました。
 詳細は厚生労働省ホームページ「令和5年4月1日からの診療報酬上の措置について」 をご確認ください。
 なお、医療情報・システム基盤整備体制充実加算については、オンライン請求を行っていることが施設基準の要件とされていますが、現在オンライン請求を行っていない場合でも、令和5年12月31日までにオンライン請求を開始することを前提に届出を行うことで、当該要件を満たすものとされ、その届出方法、届出期間等が併せて示されましたので、その概要をお知らせします。

               記

◆医療情報・システム基盤整備体制充実加算におけるオンライン請求に係る猶予措置について
1.届出方法について
 届出に当たっては、基本通知別添7の様式2の5を記入の上、原則電子ファイルにて
online-seikyu@mhlw.go.jp に送付すること。やむを得ず、紙媒体にて届出を行う場合は、保険医療機関の所在地を所管する地方厚生(支)局に郵送により送付すること。
 なお、様式については、下記のURLよりダウンロードして使用すること。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00044.html

2.届出期間について
 当該届出については、令和5年3月1日より届出可能とする。オンライン資格確認システムは導入しているものの、オンライン請求を行っていない医療機関が令和5年4月から医療情報・システム基盤整備体制充実加算を算定する場合、届出期限は令和5年4月10日とされているが、地方厚生(支)局等の窓口は4月1日以降に届出が集中し、混雑が予想されることから、原則令和5年3月31日までに届出を提出すること。
 また、当該届出に基づき、医療情報・システム基盤整備体制充実加算を算定する場合、令和5年4月届出分を除き、届出の翌月からの算定となることから、当該届出の最終期限は令和5年12月1日となるため、留意すること。

3.その他
 当該届出を行った医療機関において、令和5年12月31日までにオンライン請求を開始しなかった場合は、届出時点から加算の要件を満たさなかったものとなりますので、ご注意ください。

返戻再請求のオンライン化の経過措置について-オンライン請求医療機関

 オンライン請求医療機関からの返戻再請求については、令和5年3月原請求分からオンラインによるものとされているところです。

 ただし、システム事業者の対応が間に合わない場合や令和5年度中に廃止・休止を行う場合など「やむを得ない事情」がある場合は、3月末までに届出を行うことで、引き続き紙媒体による返戻再請求が可能となりました(詳細は2月15日号京都医報保険だよりに掲載予定)。

 具体的な届出方法については、2月請求時(1月診療分)のオンライン請求システムへのログイン時にポップアップ画面が表示されますので、各医療機関で該当する項目を選択して届出してください。すでに対応済み、もしくは3月末までに対応可能な医療機関も該当する項目を選択することとなりますのでご留意ください。

胃がん・大腸がん検診二次精密検査医療機関の新規登録の募集について

 胃がん・大腸がん検診二次精密検査医療機関の新規登録の募集は、令和4年度の途中から随時募集となりました。
 新規登録希望の医療機関は選定基準をご確認のうえ、応募用紙を地域医療2課あてご提出ください。選定結果は一か月を目途に通知いたします。
 今回の応募により登録された二次精密検査医療機関の登録期間は2028年3月末日までの5年間で、更新は5年おきに必要となります。
 なお、今回の応募で登録不可(辞退・抹消を含む)の医療機関の場合、再応募は来年の募集時以降に可能となりますのでご了承ください。
※京都市胃がん検診(胃内視鏡検査)の実施医療機関として登録する場合、胃がん検診二次精密検査医療機関のご登録が条件となりますのでご注意ください。

<応募方法>
下記の応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し、地域医療2課へご送付下さい。
◇応募用紙(WORD
◇選定基準(PDF)


◆登録更新の医療機関
 更新対象の医療機関には本会事務局より対象医療機関へ更新応募用紙を送付しますので、締め切りまでに必要事項を記入し、指定講習会受講証明証を添え、地域医療2課へご送付下さい。


※留意事項
 現在、二次精密検査医療機関に登録されている医療機関で、諸般の事情により登録を辞退される場合は『辞退届』を必ずご提出願います。




担当:京都府医師会 地域医療2課消化器がん検診係   
TEL 075-354-6113
FAX 075-354-6097

ゾコーバ錠125㎎の使用にあたっての注意喚起について

 今般、厚労省より新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした経口抗ウイルス薬「エンシトレルビルフマル酸」(販売名:ゾコーバ錠125㎎)について事務連絡が発出されましたのでお知らせします。
 本事務連絡は、製造販売業者より、投与後に妊娠していることが判明した症例の報告がなされたことを受け、医療機関に対し、注意喚起を促すものです。

1.症例(製造販売業者からの報告)
 今般、製造販売業者が実施している市販直後調査期間において、同意取得がなされた後に「本剤投与後に妊娠していることが判明した症例」が2例集積された。このうち本剤投与と妊娠判明までの経緯が確認できた1例目の症例においては、主治医から妊娠に係るリスクについて患者に適切に説明され、患者自身に妊娠している可能性があることの自覚がなかったため本剤投与に至ったものです。しかし、本剤投与終了の約1ヵ月後に産婦人科を受診し、本剤投与時点で妊娠週数4週目であったことが判明しています。現時点で副作用等は発現していません。2例目の症例については、現在情報収集中です。

2.注意喚起
 本剤については、妊婦又は妊娠する可能性のある女性への投与は禁忌となります。上記の症例をふまえ、前回の月経後に性交渉を行った場合は妊娠している可能性がありますので、本剤の処方を行う医療機関におかれては、患者が「妊娠していない」又は「妊娠している可能性がない」ことを、入念にご確認ください。
 なお、製造販売業者が周知している「妊娠している女性、妊娠している可能性のある女性、又は妊娠する可能性のある女性への投与に関するお願い」の別紙(「ゾコーバ錠125mg(以下:本剤)を服用する際の事前チェックリスト」)に記載がありますので、処方前に必ずご確認ください。
 また、製造販売業者は現行の同意説明文書・同意書の女性の場合の確認事項に「前回の月経後に性交渉を行った場合は妊娠している可能性があること。現在、妊娠又は妊娠している可能性がある場合には、申し出ること。」という旨を追記する予定です。
 本剤の処方を行う医療機関におかれては必ず最新の添付文書を確認し、病状を診察のうえ処方の要否を判断してください。
 また、日本感染症学会から示されている「COVID-19に対する薬物治療の考え方 第15版」にも記載がありますのでご参照ください。

(参考)塩野義製薬株式会社の医療関係者向け情報ページ
「妊娠している女性、妊娠している可能性のある女性、又は妊娠する可能性のある女性への投与に関するお願い」

「京都府医療的ケア児者及び重症心身障害児者 基本情報調査」のお知らせ

 京都府では、令和4年4月25日、健康福祉部障害支援課内に、京都府医療的ケア児等支援センター「ことのわ」を立ち上げ、医療的ケア児、重症心身障害児者及びご家族の方々の相談支援や関係機関との連絡調整を行っております。
 この度、府全域での統一基準による医療的ケア児等の基本情報調査を実施し、医療的ケア児等やご家族の支援や連絡調整、今後の支援体制整備へと活かしていくこととしております。
 詳細は、京都府ホームページをご覧下さい。
https://www.pref.kyoto.jp/shogaishien/iryotekicarejitou/kotonowa.html
 つきましては、調査対象児者及びご家族が受診された際など、調査のお知らせをしていただきますようお願い申し上げます。

              京都府医療的ケア児等支援センター「ことのわ」
               TEL 075-414-5120
               メール shogaishien@pref.kyoto.lg.jp

新型コロナウイルス感染症に係る臨時的取扱いのまとめ

 新型コロナウイルス感染症に関しては、「診療報酬上の臨時的な取扱い」として通知が随時発出されており、通常の算定ルールとは異なる取扱いが示されています。
 下記リンクの資料は、膨大な通知の中から発熱外来に関連するものをピックアップした最新版の「まとめ」ですので、ご利用ください。

 ⇒新型コロナウイルス感染症「診療報酬上の臨時的な取扱い」まとめ