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医療安全対策

平成19年度 第8回 議事録

H19.11.12
京都府医師会第8回医療安全対策委員会
 平成19年11月12日、京都府医師会館において第8回医療安全対策委員会が開催された。
 
 山木委員長から、10月13日開催の平成19年度医療安全講演会について、221名の参加があった。参加者も日常の診療からの症例紹介で分かりやすかったとの意見であった。今後も何年かに一度はこの様な形で講演会を実施したいと報告された。
 
 続いて第5回医療安全シンポジウムについて、前回の委員会での意見をもとに検討した開催案が説明された。
 
◎第5回医療安全シンポジウム
 テーマ 「医療崩壊と救急医療」〜今、医療現場から伝えたいこと〜
 と き 平成20年2月23日(土)午後2時〜4時30分
 ところ 京都テルサ・テルサホール
 基調講演 昭和大学医学部 救急医学 教授 有賀 徹氏
 
パネルディスカッション
 ・有賀 徹氏 (昭和大学医学部 救急医学 教授 )
 ・平野 伸二氏(舞鶴医療センター 院長)
 ・松村 淳子氏(京都府保健福祉部 健康・医療総括室長)
 ・奥田 善治氏(京都市消防局安全救急部長)
  座長 山木 垂水 氏 齋藤 信雄 氏
 
 今までのシンポジウムでは医療側と患者側のコミュニケーションの重要性をテーマにしていた。今回は、救急医療を入口にして医療崩壊について考えたい。奈良で妊婦の救急搬送の問題がマスコミ報道されており、ホットなテーマである。
 
 有賀教授は、救急の話だけでなく医療崩壊の問題と、医療崩壊を防ぐにはどの様にしていかねばならないか、幅広く話の出来る教授である。舞鶴医療センターの平野院長は、北部の地域医療の崩壊の現状について話が聞けると考えている。京都府の松村室長には行政の取組み、京都市消防局の奥田部長には救急現場の実情や課題を話してもらいたいと考えていると説明され、各委員に意見を求められた。
 
 貫戸委員からは、京都の周産期の医療体制等、府民・市民に情報提供していくのは必要なことであるとの意見。田中委員からは、麻酔科における大学から舞鶴地域の医療機関への派遣に関しての考え方と、大学での臨床研修医制度の現状について説明された。また豊田委員からは、医療崩壊は医療制度の存続に関わることであるので、厚生労働省に来て貰い話してもらってはどうか。等々の意見があった。
 
 齋藤副委員長は、医療側のモラル低下、それによる患者側の疑心暗鬼が連鎖反応になって医療崩壊が起こっている。今後いかに信頼関係を取り戻すかが重要であると述べられた。
 
 最後に山木委員長からは、今回の医療安全シンポジウムは医療が置かれている現状を府民・市民の方にすこしでも理解してもらい、医療を崩壊させないため一緒になって考えていく場にしたいと締めくくられた。
 
 次回の医療安全対策委員会は、3月10日(月)の開催となった。
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