第7 回(平成21年4月21日)、第8回(平成21年5月19日)、第9回(平成21年6月16日)の
医療安全対策委員会では「業務上過失致死傷罪を問われた事案」について検討した。
また医療安全講演会について協議し第1回医療安全講演会は、
日 時: 平成21年6月13日(土)
場 所: 医師会館 大ホール
講 演: 「最近の医療事故・医事紛争の動向」 置田 文夫弁護士
「診療所で医療事故が起こった場合の初期対応」 服部 達夫弁護士
で開催した。当日は215名の参加者であった。
置田弁護士には「最近の医療事故・医事紛争の動向」と題して講演いただいた。
@医療事故訴訟の新受件数は平成16年をピークにやや減少傾向がみられるが、弁護士過剰と指摘されている中、
弁護士の医療事件分野への進出増大は不可避であり、再び増加の懸念がある。
A医療関係訴訟において判決及び和解による賠償金を払っての解決は70%を超えている。
B認容額の高額化。
C医療過誤刑事事件。 等について説明された。
服部弁護士には「診療所で医療事故が起こった場合の初期対応」と題して事例を3つあげてもらい設問形式で
事例毎に対応のポイントについて説明された。
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