【重要】京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部より(その3)

 府医「東北地方太平洋沖地震」対策本部では、本日(3月15日)も対策会議を開催し、下記の事項を決定いたしましたので、お知らせします。
 連日、被災地の甚大な被害が伝えられる中、府医といたしましても迅速かつ有機的な支援活動に尽力してまいりますので、会員各位のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
1.義援金の呼び掛けについて
 府医では、「東北地方太平洋沖地震」により被災された方々を支援するために、皆さまからの義援金を受け付けいたしますので、下記のとおりご案内申し上げます。
 また、A会員宛には京都医報4月1日号の付録にて義援金募集のご案内ポスター(A4)と募金箱型紙(A3:2つ折)を同封予定ですので、待合室等にポスターを掲示いただくとともに、各医療機関にて募金箱を組み立てていただき、受付窓口等に設置いただきますようお願いします。
 医療機関で受け付けていただいた義援金については、下記の「社団法人京都府医師会 義援金口」までお振り込みください。
 皆さまからお預かりした義援金は、日本医師会を通じて災害救援、並びに都道府県医師会の被災地における活動支援等に使われます。
 被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

義援金の受付方法は、下記義援金受入口座へのお振込となります。
A会員の先生におかれましては、1万円以上の義援金を賜りましたら幸甚に存じます。
「東北地方太平洋沖地震」義援金
受付期間  平成23年3月18日(金)~平成23年6月15日(水)まで
 
振込口座  京都銀行 本店 普通 5058537
        社団法人京都府医師会 義援金口 京都府医師会長 森 洋一
備  考  1.京都銀行の協力により、3月18日(金)以降に京都銀行本・支店窓口から振込いただきますと、
         振込手数料は無料扱いとなります(ATMは不可)。他の銀行から振込いただく場合は、誠に
         恐縮ですが、振込手数料は振込人様のご負担となりますので、ご了承お願いいたします。
       2.本義援金については、現在のところ個人住民税に係る寄付金控除の対象となる寄付金
         取扱いにはなりません。
※募金箱に集まりました義援金も上記口座へお振り込みをお願いします。
2.被災地への「検視医」の派遣
 本日(3月15日)、被災地である宮城県に先発救護隊を派遣しました。第1陣として現地へ赴いたのは、鈴木博雄氏(乙訓)・三上芳喜氏(京大)・池川雅哉氏(府医大)・池谷博氏(府医大)と府医事務局員1名の計5名。
 救護隊からは、被災地の遺体収容所は場所によっては、検視医が不足している地域もあるとの報告を受けました。
3.「亜急性期・慢性期診療医」の募集
 今後は被災者や避難所において亜急性期や慢性期の疾患すなわち糖尿病・高血圧・不眠・感冒(特に高齢者および小児)等の内因性疾患に対する医療体制確保が求められることとなります。府医ではこの対策として交代制による医療班を編成し、継続的な医療支援を行う方針を決定いたしました。この実現のためには数多くの会員によるご支援をいただくことが必要となりますので、一人でも多くの方に派遣医師としてのご応募いただきますよう切にお願い申し上げます。
【募集要領】
・現時点では詳細な出向地は未定です。
・2泊3日程度での交代制となります。
・防寒具・衣類等、身の回り品、ご自身用の医薬品等につきましては、ご自身でご用意ください。
・食事、宿泊(なるべく宿の手配を努力しますが、寝袋をご利用ただく可能性もあります)は府医で調達いたします。
・傷害保険は府医で加入いたしますが、派遣期間中の所得補償等は各自でのご加入をお願いいたします。
※当該地へのアクセスが確保できませんと話が進みませんので、行政との間でアクセスが確保できた場合という条件がつきますが、可能な方の登録をお願いいたします。後日、事務局より調整のご連絡をさせていただきます。
※ご応募いただく際には、
 ①氏名
 ②生年月日
 ③地区
 ④常時連絡の取れる連絡先(携帯電話等)
 ⑤所属医療機関
 ⑥専門科目
 ⑦出務可能日程
 を記載のうえ、京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部宛(下記参照)に
 FAXまたはメールにてご連絡お願い申し上げます。
※応募用紙はこちら→出務承諾書
【送付先】 京都府医師会 「東北地方太平洋沖地震」対策本部(事務局:地域医療1課)
〒604-8585 京都市中京区西ノ京栂尾町3-14 
TEL:(075)354-6109  FAX:(075)354-6097
E-mail:kma26@kyoto.med.or.jp

【重要】京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部より(その2)

 府医「東北地方太平洋沖地震」対策本部では、本日も対策会議を開催し、下記の事項を決定いたしましたので、お知らせします。
 連日、被災地の甚大な被害が伝えられる中、府医といたしましても迅速かつ有機的な支援活動に尽力してまいりますので、会員各位のご支援・ご協力をお願い申し上げます。
1.被災地への「検視医」の派遣
 本日(3月14日)の対策会議において、府医対策本部からの派遣として、宮城県に「検視医」4名(開業医含む)を、3月15日から2泊3日の予定で派遣することを決定いたしました。
 4名の先生方には、3月15日午前9時30分に府医をご出発いただきます。
2.義援金の呼び掛けについて
 府医では、「東北地方太平洋沖地震」により被災された方々を支援するために、皆さまからの義援金を受け付けいたします。口座名等の詳細は明日(3月15日)確定いたしますので、確定次第、あらためてご連絡申し上げます。
3.被災地支援に係る出務医の募集
 引き続き、下記の要領にて募集いたしますので、会員各位におかれましては、ご協力のほどお願い申し上げます。
 1)「検視医」の募集
  大災害時の検視は、警察官が付き添いのもとでの、圧死、水死、焼死などの判断だけが
  求められるとの事です。
 2)「亜急性期・慢性期診療医」の募集
  今後必要な医師会での対応は、急性期を過ぎた時期の被災者に対する医療体制の確保
  です。大津波で多くの診療所も被災しておられると思います。糖尿病や、高血圧、不眠、
  感冒などの内因性疾患に対する治療が1~2ヶ月間必要となります。
 【募集要領】
 ・「1)」「2)」ともに、現時点では出向地は未定です。
 ・2泊3日程度での交代制となります。
 ・防寒具・衣類等、身の回り品、ご自身用の医薬品等につきましては、
  ご自身でご用意ください。
 ・食事、寝袋は府医で調達いたします。
 ・傷害保険は府医で加入いたしますが、派遣期間中の所得補償等は各自でのご加入をお願いいたします。
※当該地へのアクセスが確保できませんと話が進みませんので、行政との間でアクセスが
 確保できた場合という条件がつきますが、可能な方の登録をお願いいたします。後日、
 事務局より調整のご連絡をさせていただきます。
※ご応募いただく際には、
 ①「1)検視医」または「2)慢性期医」の種別
 ②氏名
 ③生年月日
 ④地区
 ⑤常時連絡の取れる連絡先(携帯電話等)
 ⑥所属医療機関
 ⑦専門科目
 ⑧出務可能日程
 を記載のうえ、京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部宛(下記参照)に
 FAXまたはメールにてご連絡お願い申し上げます。
応募用紙はこちら→出務承諾書
【送付先】
 京都府医師会 「東北地方太平洋沖地震」対策本部
             (事務局:地域医療1課)
 〒604-8585 京都市中京区西ノ京栂尾町3-14 
 TEL:(075)354-6109  FAX:(075)354-6097
 mailto:kma26@kyoto.med.or.jp

【重要】「東北地方太平洋沖地震」への支援体制の構築について

「東北地方太平洋沖地震」への支援体制の構築について
~出務医師の募集~

会員各位
3月12日午後2時半に京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部を設置いたしました。
ご承知のように、全国から、自衛隊、警察官、消防士などが続々救出活動に集合いたしております。また、医療面では、被災地の被害は甚大で、ライフラインの確保が困難な中、懸命の医療活動が行われていますが、全国からDMATが派遣され救命活動に参加しておられます。京都からも二陣に分かれ、計6チームが被災地に向かっております。
このような状況下で、府医としてできる事を本日の会議で検討しておりました。被災後数日は、まさに緊急事態であり、医師会としてお手伝いできる事は少ないのですが、今後の事も含め二点緊急でお願いを申し上げます。
1.「検視医」の募集
14大都市の災害協定により、仙台市医師会から「多数の死者の検視が必要であるが、医師が足りないので、政令都市からの派遣をお願いしたい」との要請がありました。大災害時の検視は、警察官が付き添いのもとでの、圧死、水死、焼死などの判断だけが求められるとの事です。
2.「亜急性期・慢性期診療医」の募集
今後必要な医師会での対応は、急性期を過ぎた時期の被災者に対する医療体制の確保です。大津波で多くの診療所も被災しておられると思います。糖尿病や、高血圧、不眠、感冒などの内因性疾患に対する治療が1~2ヶ月間必要となります。
【募集要領】
 ・「1.」「2.」ともに、現時点では出向地は未定です。
 ・被災地への出発は最短で3月17日(木)以降となります。
 ・2泊3日での交代制となります。
 ・防寒具・衣類等、身の回り品、ご自身用の医薬品等につきましては、ご自身でご用意ください。
 ・食事、寝袋は府医で調達いたします。
※当該地へのアクセスが確保できませんと話が進みませんので、行政との間でアクセスが確保できた場合という条件がつきますが、可能な方の登録をお願いいたします。後日、事務局より調整のご連絡をさせていただきます。
※応募いただく際には、
 ①「1」または「2」の種別
 ②氏名
 ③生年月日
 ④地区
 ⑤常時連絡の取れる連絡先(携帯電話等)
 ⑥所属医療機関
 ⑦専門科目
 を記載のうえ、京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部宛(下記参照)にFAXまたはメールにてご連絡お願い申し上げます。
申込書はこちら→募集文書
【送付先】 京都府医師会 「東北地方太平洋沖地震」対策本部(事務局:地域医療1課)
〒604-8585 京都市中京区西ノ京栂尾町3-14 
TEL:(075)354-6109  FAX:(075)354-6097
E-mail:kma26@kyoto.med.or.jp

【重要】京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部より(その1)

3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード8.8という未曾有の大地震であり、さらには、我々の想像を絶する規模での大津波を引き起こし、北は北海道、青森から南は千葉、東京、神奈川にいたるまでの広範囲な被害をもたらしました。
規模といい、被災範囲からも、かつて経験した事のない大規模な災害であり、多くの亡くなられた方々、被災者には、衷心よりお悔やみ申し上げます。また、行方不明となっておられる方々の一日も早い救出と被災者への医療面からの早期の手当が望まれています。
すでに、京都府は勿論全国から、そして50カ国を超える国々からも援助の手がさしのべられようとしています。残念ながら、甚大な被害により、ライフラインは寸断され、交通網も麻痺状態であり、被災者の救出すらままならない状況であると聞いております。
このような被災状況を鑑みて、京都府医師会では対策本部を設置いたしました。この対策本部において、被災者の一日も早い救出と傷害への治療などが適切に行えるよう情報収集に努めるとともに、京都府とも連携し、さらには被災県などとの連携のもと、迅速かつ有機的な支援体制を、人的、物的支援の両面から全力をあげて行って参ります。また、今後継続的に必要となる被災者への医療提供や精神的な支援についても、幅広く協力を行ってまいります。
会員各位におかれましては、京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部のもと、協力して情報の収集にあたっていただくとともに、医療支援などについても、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。なお、府医の収集している範囲の情報は、逐次HPや会員MLで提供して参ります。
なお、今回の多数の県域におよぶ被災範囲の広さを考えますと、その復興には、阪神淡路大震災以上の困難と財源が必要になると考えられます。医療面からの支援のみならず、被災地の生活、経済を支えるためにも、会員各位の物心、金銭面での絶大なる支援も欠かせないものと考えております。週明けには、各医療機関へ、支援体制を構築するための方策を要望すべく検討をすすめております。宜しくご協力をいただきますようお願い申し上げます。
京都府医師会「東北地方太平洋沖地震」対策本部
 本部長  森 洋一

東北地方太平洋沖地震の影響による学術講演会の中止について

平成23年3月12日(土)に予定しておりました下記の講演会等につきましては、昨日(3月11日)の午後に発生した「東北地方太平洋沖地震」の影響を受け、「中止」させていただくこととなりました。
ご予定いただいておりました皆様には誠に申し訳ございませんが、ご了知のほどお願い申し上げます。
【中止となった講演会等】
■京都消化器医会例会・学術講演会 → 中止
 日  時 3月12日(土)午後2時~
 場  所 京都府医師会館
 特別講演 「ヘリコバクター・ピロリと胃がん ~検診を含めて~」
        国立国際医療研究センター国府台病院院長 上村 直実 氏
 共  催 京都府医師会、京都消化器医会、アステラス製薬㈱
■第11回京都呼吸ケア研究会 → 中止
 日  時 3月12日(土)午後2時~6時
 場  所 京都リサーチパーク
 教育講演「COPDの運動療法と作業療法」
      独立行政法人国立病院機構刀根山病院
          呼吸器内科部長            平賀 通 氏
       「COPDの作業療法と患者教育」
          独立行政法人国立病院機構刀根山病院リハビリテーション科
          作業療法主任             川邊 利子 氏
 特別講演「神経筋疾患の呼吸ケア」
       独立行政法人国立病院機構八雲病院
          臨床研究部長兼小児科医長       石川 悠加 氏
 共  催 京都府医師会、京都胸部医会、京都内科医会、京都呼吸ケア研究会、帝人在宅医療㈱、
       帝人ファーマ㈱、京都医療用酸素㈱

【重要】京都市急病診療所が京都府医師会館に移転しました。

 これまで京都市内には3カ所の急病診療所(丸太町,右京,山科)があり,医師会員のご理解とご協力により,急患の初療の場として広く市民の皆様に利用されてきました。
 この3カ所の診療所が3月1日より京都府医師会館に統合・移転し,これまで分かれていた内科・小児科・眼科・耳鼻咽喉科の急病外来機能が1カ所に集中することになります。
 また,4月1日からは京都市財団法人の解散にともない,京都府医師会が業務を受託し開設することになりました。この移転を契機に市民の皆様の医療需要に対応すべく内科診療時間の延長,ならびに小児科初期救急体制を充実するために土曜日の深夜外来も開始します。
 市民の皆様にはご了知いただきますとともに、医師会員の皆様にはご協力をお願いいたします。
 なお,3月1日以降の京都市急病診療所の場所、連絡先、診療日(時間)等は下記をご参照ください。
【京都市急病診療所】 (2011年3月1日~)
住 所:京都市中京区西ノ京栂尾町3-14 京都府医師会館1階
電 話:075-354-6021
診療日・診療時間:下記ページ参照
 http://www.kyoto.med.or.jp/service/staying_list.shtml

医療広告ガイドラインに関するQ&A(事例集)の追加について

医療法(昭和23年法律第205号)における広告規制については、厚労省により「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(医療広告ガイドライン)」(平成19年3月30日付け医政発第0330014 号医政局長通知別添)が作成され、同ガイドラインに関するQ&A(事例集)が厚労省のホームページに掲載(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/kokokukisei/qa.html)されているところですが、今般、その内容が一部追加(Q1-10~12、Q2-27~32、Q3-5及びQ5-5)されましたので御了知いただきますようお願いいたします。
●「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針」(医療広告ガイドライン)に関する追加Q&A(事例集)【追加部分抜粋】
●「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針」(医療広告ガイドライン)に関するQ&A(事例集)【全体版】
京都府医師会 総務課

日医認定産業医研修会 (生涯4単位)のご案内

        
         日本医師会認定産業医研修会
              医師の職場環境改善ワークショップ研修会のご案内 
  日本医師会では、「勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会」を設置し、勤務医のストレス対策、
 労務環境の改善等、勤務医の健康支援の検討が行われています。
  この度京都府医師会では、標記ワークショップ研修会を開催いたします。本ワークショップでは、グループ
 ワークによるケーススタディを通して、医療機関における産業保健の役割、医師のメンタルヘルス支援等
 について研修を行います。
 

 日    時:平成23年3月6日(日)  13時~17時30分
 場   所:京都府医師会館(JR二条駅東ロータリー南側・駐車場は有料(30分400円)です)
 取得単位:生涯研修4単位(専門研修1.5単位、実地研修2.5単位)本研修会はワークショップの趣旨から、
        部分的な受講は認められません。全ての研修を受講した方に単位の発行をいたします。
 受 講 料:京都府医師会会員 1,000円   非会員 5,000円
 定   員:50名
 申込方法:下記申込書に必要事項をご記入の上、京都府医師会地域医療2課へファックス または 郵送にて
       お申し込みください。
       申込受付後、受講票と受講料振込用紙を送付いたしますので、2月28日(月)までに受講料をお振り
       込みください。指定期日までにお振り込みがない場合は、受講登録を取り消しさせていただきます。
       なお、振込後の返金はいたしません。
       受講票は当日必ずご持参ください。
 申込締切:平成23年2月15日(火) (ただし、定員に達し次第締切)
 その他:駐車スペースに限りがございますので、公共交通機関にてお越しください。
   *詳細と申込書(PDF)はこちら

第12回京都マンモグラフィ講習会開催のお知らせ

 
 

■第12回京都マンモグラフィ講習会開催のお知らせ■


 読影部門(医師)は2011年3月20日・21日(日・祝)の2日間,技術部門(診療放射線技師)は2011年3月26日・27日(土・日)の2日間,京都府医師会館においてマンモグラフィ検診精度管理中央委員会,京都府医師会,京都マンモグラフィ研究会の共催で第12回京都マンモグラフィ講習会を開催いたします。2006年度から京都府内全ての市町村でマンモグラフィ併用検診がおこなわれていますが,厚生労働省の「マンモグラフィ検診の実施と精度向上に関する調査研究班」による
精度管理マニュアルによりますと「マンモグラフィ検診の精密検査は,マンモグラフィ講習会を受講した技師が撮影し,同講習会を受講した医師が読影することが可能な医療機関で行なうこと。」となっております。2日間にわたる密度の濃い講習会ですので,乳がん検診・乳がん診療に関わる医師および技師の方々は,この機会にぜひ受講いただきますようお願い申し上げます。
                             第12 回京都マンモグラフィ講習会実行委員会
                                          実行委員長 蔭山典男
  *詳細ならびに受講申込書はこちら(PDF)

「人体の不思議展」の開催中止を求める要望書を提出

「人体の不思議展」の開催中止を求める要望書
 日本各地で開催されている「人体の不思議展」では、模型ではなく本物の人体に特殊な防腐処置を施した標本が展示され、営利を目的として一般に有料公開されています。
今年12月より京都市においてその展示会の開催が予定されていますが、京都府医師会としては、本展の開催には看過できない倫理的な問題を内包していることから、開催の中止を強く求めるものであります。
本展の標本について、主催者側は「生前からの意思に基づく献体によって提供された大変貴重な標本」であるとしていますが、その標本の由来には不透明な部分があり、献体者の保護という観点からも多くの問題を含んでおります。さらに、ご存知のとおり、死後の遺体にも尊厳は存在するとされており、安易な利用は厳に慎まなければなりません。ましてや、尊厳ある人の遺体に商業的価値を見出すことなど、到底、許されることではありません。
フランスでは、パリで開催中の巡回型の人体展に対し、中止を命じる判決を下されており、また、日本国内でも社会的倫理面での疑問を唱える声が出され、後援を取り下げる団体も増えております。
医学・医療の発展に献体として寄与された方々の尊い志と人間としての尊厳が完全に無視された本展の開催は容認できるものではありません。
 京都府医師会は、人権と倫理の高揚を掲げる団体として、「人体の不思議展」の開催中止を強く求めます。
平成22年11月1日
社団法人 京都府医師会 会長    森  洋 一