5月27日の報告と宿泊療養について

 5月27日の報告です。
<京都府医師会PCR検査相談窓口>
 検査依頼件数    3件(うち妊婦2件)
 5/28の検査実施予定15件(うち妊婦8件)
 5/25の検査結果   5件、全て陰性

<PCR検査>
 本日は施行していません。

<宿泊療養>
 京都平安ホテル 2名入所 本日2回目のPCR 陰性であれば明日退所されます。
 ホテルヴィスキオ京都 現在入所者はありません。
 当面宿泊療養は京都平安ホテルに集約される見込みです。

宿泊療養について
 宿泊療養は「新型コロナウイルス感染症の感染拡大が進み、入院患者の増加が見られた場合、より重症者に対する医療資源の確保が重要となる」ことから急遽創設された制度です。

 一定の条件を満たした軽症者が入所対象ですが、軽症といえども呼吸器症状があったり持病があったり精神不調の入所者もおられ、京都府庁、看護協会の担当者と一緒になって対応しました。

 遠隔診療という貴重な体験もできました(感染予防のため対面診療はありません)。前医に問い合わせ、コントロールセンターと相談し、退所後引き継ぐ医療機関に連絡し、だんだん宿泊療養の形ができました。

 この制度が根付くのか臨時のものなのかはわかりませんが、新型コロナウイルスの感染拡大防止と入所者の健康管理、さらに医療崩壊阻止の一助になったことは間違いありません。
さらにこの経験はコロナ感染症の第2波に限らず様々な時(新たな感染症や自然災害時など)に発展的に生かされると思います。

府医新型コロナウイルス感染症対策チーム

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