新型コロナウイルス感染症の軽症患者に係る健康管理について

 京都府、京都市における新型コロナウイルス感染症の軽症患者は、医師が入院の必要がないと判断した場合に宿泊療養または自宅療養となっております。

「新型コロナウイルス感染症軽症者における宿泊施設対応マニュアル」でも、重症化のおそれが高い者(70歳以上の高齢者、基礎疾患がある者(糖尿病、心疾患又は呼吸器疾患を有する者、透析加療中の者)など)に該当しない方は宿泊療養または自宅療養の対象となっております。

 4月15日より宿泊療養が京都平安ホテルにて開始されました。
府医役員2人が、毎日午後2時から3時の間に宿泊施設に訪問し、詰所にて療養者の状況を確認し、必要に応じてタブレット端末又は電話にて療養者の健康状態を診療します。直接対面での診療はいたしません。

 4月20日に最大30名の入所者がありましたが、現在は1名のみとなっております。5月11日から内科医会のご協力を得て、内科医会からお1人の先生と府医役員1人が毎日宿泊療養者の健康管理をしております。

 5月12日から二つ目の宿泊療養施設ホテルヴイスキオ京都に3名入所されました。

 5月18日から各地区医師会(下西、下東、伏見)からのご協力を得て、地区医師会からお1人の先生と府医役員1人で健康管理を行なっております。5月26日に最後の1名が退所され、入所者はゼロになりました。

 5月22日現在の2つのホテルの総入所者数は85名、退所者は82名です。年代別では85名中72名が20歳代から50歳代でした。
居住地では京都市内の方が44名、京都府下の方が41名です。

 発症から入所までの平均日数は17日、陽性判明から入所までの平均日数は約10日、自宅からの入所は50名、医療機関からの入所は31名です。平均入所日数は9日でした。
症状のある方は73名、無症状は9名です。症状の内容は、発熱、咳、咽頭痛、味覚・嗅覚障害、倦怠感です。
電話やタブレットを用いた診療は対面の診療ではないので、聴診ができないこと、皮膚の視診において湿疹や膨疹、水泡等の区別が困難であることが問題点ですが、医師も看護師もレッドゾーンと完全に隔離され、感染の可能性が極めて低いことで、ご協力いただいた先生に安全に診療していただける体制ができたと思います。

 内科医会、地区医師会の多数の先生から出務のご承諾をいただき、お陰をもちまして、宿泊施設療養者の健康管理事業につきまして滞りなく運営ができました。

 最近は新規感染者が発生しておらず、新たな入所者も減少していることから、6月以降は府医役員のみで対応する予定でございます。

 今後、感染者数が増加した折には、再度ご依頼をお願い申し上げますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

府医新型コロナウイルス感染症対策チーム

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