

Vol.21
困難にぶつかりながら
実感する成長とやりがい
今回お話を伺ったのは、京都山城総合医療センターに勤務する初期研修2年目の堀井先生と1年目の丸山先生。各診療科で経験を積み重ね、困難にぶつかりながらも実感している自身の成長や、医師の仕事のやりがいについて、語っていただきました。
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堀井 裕貴 先生
京都山城総合医療センター 初期研修2年目
Profile
自分の手で、人の命を救える仕事に魅力を感じ、医師を志した。鉄道で旅をするのが、趣味。休日に電車で旅行に出かけることが、心身のリフレッ シュとともに、視野を広げることにつながっている。
1日のスケジュール(放射線科)
- 6時30分
- 起床
- 8時
- 出勤、カルテ確認
- 9時
- カテーテル治療
- 13時30分
- 昼食・休憩
- 14時30分
- CT画像等の読影演習
- 17時30分
- 退勤
- 18時30分
- 帰宅
- 19時30分
- 夕食
- 20時30分
- 自習、動画鑑賞、入浴等
- 0時
- 就寝
堀井 裕貴
先生
京都山城総合医療
センター
初期研修2年目
Profile
自分の手で、人の命を救える仕事に魅力を感じ、医師を志した。鉄道で旅をするのが、趣味。休日に電車で旅行に出かけることが、心身のリフレッ シュとともに、視野を広げることにつながっている。
1日のスケジュール(放射線科)
- 6時30分
- 起床
- 8時
- 出勤、カルテ確認
- 9時
- カテーテル治療
- 13時30分
- 昼食・休憩
- 14時30分
- CT画像等の読影演習
- 17時30分
- 退勤
- 18時30分
- 帰宅
- 19時30分
- 夕食
- 20時30分
- 自習、動画鑑賞、入浴等
- 0時
- 就寝
丸山 裕生 先生
京都山城総合医療センター 初期研修1年目
Profile
大学時代から社会人ソフトボールチームに所属。現在も同じチームで、全国大会出場を目指し、練習している。楽しみながらストレスを発散し、かつメンタルを鍛えることにも役立っている。
1日のスケジュール(循環器内科)
- 8時
- 起床
- 8時20分
- 出勤、カルテ確認、朝食
- 9時
- 回診、病棟業務
- 13時
- 昼食
- 14時
- 病棟業務、救急外来
- 17時15分
- 退勤
- 18時30分
- 夕食、以降自由時間
- 0時
- 就寝
丸山 裕生
先生
京都山城総合医療
センター
初期研修1年目
Profile
大学時代から社会人ソフトボールチームに所属。現在も同じチームで、全国大会出場を目指し、練習している。楽しみながらストレスを発散し、かつメンタルを鍛えることにも役立っている。
1日のスケジュール(救急科ローテ)
- 8時
- 起床
- 8時20分
- 出勤、カルテ確認、朝食
- 9時
- 回診、病棟業務
- 13時
- 昼食
- 14時
- 病棟業務、救急外来
- 17時15分
- 退勤
- 18時30分
- 夕食、以降自由時間
- 0時
- 就寝

患者さんの心に寄り添う
コミュニケーションの大切さを実感
堀井先生(以下:敬称略):京都府南部出身の私にとって、当院のある木津川市は地元です。医療を通じて地域に貢献したいという思いがあり、当院での研修を決めました。また学生時代に当院で実習を受けた際、診療科の垣根を超えてどの先生も優しく丁寧に指導してくださり、この病院でならさまざまなことを学びながら成長できると思ったことも当院を選んだ理由の一つでした。
丸山先生(以下:敬称略):実は私も木津川市出身で、当院のことは小さい頃から知っていました。入職の決め手は、病院見学に来た時、研修ローテーションのスケジュールを組む際に、研修医の希望も聞いてもらえると知ったことです。興味のある診療科を先行して学べたらいいと考え、当院を選びました。
堀井:最初、糖尿病内科で初めて患者さんと接した時は、戸惑うこと
ばかりでした。血糖マネジメントの必要な患者さんを診ていた時のこ
とです。適切に食事を摂っているはずなのに血糖値が下がらず、よ
くよく尋ねてみたところ、食べたものを正確に申告されていなかった
ことが分かりました。患者さんが常に正しいことを話されるとは限りません。患者さんの心を傷つけることなく、いかに正確な情報を引き出すか、コミュニケーションの大切さと難しさを痛感しました。
丸山:私も時間がある限り、病棟の患者さんの元に足を運び、話を伺うことを意識しています。症状や身体のことだけでなく、心理状態や気持ち、またふだんの生活や退院後はどうされたいかなど、さまざまな話に耳を傾けることで、患者さんの不安やストレスを軽減し、心を楽にできたらと思っています。担当した患者さんが、病気が良くなるにつれて、徐々に笑顔が増え、明るく話してくださるようになるのが、嬉しいです。
堀井:一方で、力量不足を実感するのは、救急対応の時です。当直中に救急外来に患者さんが搬送されてきた時は、どうすべきか即座に判断できず、処置に躊躇してしまうこともありました。そうした時、上級医の先生が処置の方針や薬の処方を迅速に決断し、迷いなく行動される姿を見て、心から尊敬の念を抱きました。
丸山:私は上級医の先生の手術を見ていた時、「自分の家族でも、自信を持って切開したり、縫合したりできるようにならなければいけないね」と言われた言葉が、心に残っています。そうなるにはどうすればいいか、先輩の先生の手術や治療を見る際には、先生が何を考え、どういう意図で手技を行っているか、一瞬も目をそらさず、学び取ろうとしています。
自分で診断・治療方針を立て
実行する力がついてきた
堀井:2年目になって、成長を実感できることも増えてきました。印象深いのが、外来で「胸が苦しい」と受診された患者さんを診た時のことです。心電図など各種検査では異常はなかったものの、違和感を覚えた私は、最後まで原因を究明しようと決意。入院していただき、カテーテル検査をした結果、冠動脈に血栓が見つかりました。自分で主体的に検査方針を立てて実行し、疾患を発見して無事治療につなげることができ、大きな達成感を味わいました。
丸山:私はまだローテーションで新しい診療科に移るたびに、一から知識やスキルを学ぶ毎日ですが、少しずつできることが増えていくのが、おもしろいです。救急外来で患者さんを診る際、どのような症
状でも慌てることなく柔軟に対応できるようになり、各診療科で学んだことが身になっていると実感しています。
堀井:1年半余り研修を経て、忙しい中でも質の高い医療を提供するには、知識やスキルだけでなく、集中力を切らさない体力も不可欠だと実感しています。医師を目指す後輩の皆さんには、そのことも知って、大学時代を有意義に過ごしてほしいですね。
丸山:私もそう思います。学生時代に学びだけでなく、大学とは異なるフィールドで精いっぱい頑張った経験が、医師としての糧になると感じています。
堀井:薬剤投与やペースメーカーなど機器の装着、心電図やエコーの検査など、幅広い治療に携われるところに魅力を感じ、循環器内科に進むことを決めました。患者さんの訴えや気持ち、生活背景なども汲み取り、患者さんが心から望む治療を提供できる医師になるのが目標です。
丸山:私は研修で内視鏡検査にやりがいを感じ、今は消化器内科に興味を持っています。どんな時も、患者さんの心に寄り添い、治療できる医師であり続けたい。初心を忘れず、これからもっと力をつけていきたいと思っています。

京都府南部に位置し、急性期医療機能の充実を図り、
地域完結型医療を目指している地域の中核的病院です。
●当院は、京都府山城南医療圏(木津川市、笠置町、和束町、南山城村、精華町)にあります公的医療機関で、幅広い疾患の患者を受け入れており、プライマリ・ケアにおいて、かたよりのない多彩な症例が経験でき、各専門分野では、質の高い医療が学べます。
●救急診療については、年間13,000件程度の救急を受け入れており、各科及び多職種連携のもと、多彩な救急症例が経験できます。
●令和5年4月から、回復期リハビリテーション病棟を開設。


Re-1グランプリ2025を開催!
司会 :松原 慎氏(京都府立医科大学附属病院)/ 松村 うつき氏(京都府立医科大学附属病院)
コメンテーター:和足 孝之氏(京都大学医学部附属病院 総合臨床教育・研修センター)
瀧上 雅雄氏(京都第二赤十字病院 循環器内科/Re-1グランプリ2023優勝)
9月28日(日)、第51回京都医学会にて「Re-1グランプリ2025」
を開催しました。Re-1グランプリは“京都府が誇るエース指導医
が〇〇を学び直してみた(Re-education)”をテーマに、教育のみならず、若手指導医自身が学び直しを行う企画です。今年で3年目となる本企画は、情熱あふれる指導医たちのレクチャー合戦で熱気に包まれました。
オンライン投票による“最もよかったレクチャーを行った最強指導医”にはよしき往診クリニックの守上佳樹先生が選ばれ、Re: Education Award2025が贈られました。7名の人気指導医による密
度の濃いレクチャーはKMA.comサイトよりご覧いただけます!
『KMA.com』にはだれでも無料で登録できますので、この機会にぜひご登録ください!
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