Vol.24

Vol.24

自分で考える大切さを学び
一人の医師として成長中


今回は、京都民医連中央病院の内科医である山浦先生と、初期研修2年目の奥村先生、1年目の矢口先生にお話を伺いました。充実の指導体制と、温かくも熱心な指導のもとで、研修医の二人がどのように学び、成長を遂げているのかを語り合っていただきました。

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奥村 雅子 先生


京都民医連中央病院 初期研修2年目

Profile

常に動いている行動派。最近の趣味は、おいしいお店巡りとヨガ。休日には、気の合う同期とバレエ公演やクラシックコンサートに行くことも。「京都府医師会コンサート」も鑑賞してみたい。

1日のスケジュール(外科)

  • 7時45分
  • 起床
  • 8時45分
  • 出勤、カルテ確認
  • 9時
  • 外来
  • 12時
  • 手術・お昼ご飯
  • 13時30分
  • 病棟カンファレンス
  • 14時
  • 手術
  • 16時30分
  • 消化器内科と合同カンファレンス
  • 18時30分
  • 退勤
  • 19時30分
  • ヨガやピアノなど
  • 22時
  • 帰宅・夕食・お風呂・余裕があればお弁当作り
  • 0時
  • 就寝

奥村 雅子
先生


京都民医連中央病院
初期研修2年目

Profile

常に動いている行動派。最近の趣味は、おいしいお店巡りとヨガ。休日には、気の合う同期とバレエ公演やクラシックコンサートに行くことも。「京都府医師会コンサート」も鑑賞してみたい。

1日のスケジュール(外科)

  • 7時45分
  • 起床
  • 8時45分
  • 出勤、カルテ確認
  • 9時
  • 外来
  • 12時
  • 手術・お昼ご飯
  • 13時30分
  • 病棟カンファレンス
  • 14時
  • 手術
  • 16時30分
  • 消化器内科と合同カンファレンス
  • 18時30分
  • 退勤
  • 19時30分
  • ヨガやピアノなど
  • 22時
  • 帰宅・夕食・お風呂・余裕があればお弁当作り
  • 0時
  • 就寝

矢口 実夢 先生


京都民医連中央病院 初期研修1年目

Profile

1年目の今は研修に一生懸命で、休日は身体を休めていることが多いが、気分転換に自転車で大好きなパン屋を巡ることも。たくさんパンを買って、朝ごはんに食べるのが、楽しみの一つ。

1日のスケジュール(消化器内科)

  • 7時
  • 起床
  • 8時30分
  • 出勤、カルテ確認
  • 8時45分
  • 朝礼
  • 9時
  • 病棟回診、カルテ記載、内視鏡検査
  • 12時
  • 昼食
  • 12時30分
  • 救急症例振り返りカンファレンス
  • 13時30分
  • 受け持ち患者さんについて上級医に相談、
    内視鏡検査、ミニレクチャーなど
  • 17時15分
  • 退勤
  • 18時
  • 夕食、自己学習、入浴
  • 0時
  • 就寝

矢口 実夢
先生


京都民医連中央病院
初期研修1年目

Profile

1年目の今は研修に一生懸命で、休日は身体を休めていることが多いが、気分転換に自転車で大好きなパン屋を巡ることも。たくさんパンを買って、朝ごはんに食べるのが、楽しみの一つ。

1日のスケジュール(消化器内科)

  • 7時
  • 起床
  • 8時30分
  • 出勤、カルテ確認
  • 8時45分
  • 朝礼
  • 9時
  • 病棟回診、カルテ記載、内視鏡検査
  • 12時
  • 昼食
  • 12時30分
  • 救急症例振り返りカンファレンス
  • 13時30分
  • 受け持ち患者さんについて上級医に相談、
    内視鏡検査、ミニレクチャーなど
  • 17時15分
  • 退勤
  • 18時
  • 夕食、自己学習、入浴
  • 0時
  • 就寝

山浦 義貴 先生


京都民医連中央病院 内科医

Profile

休日は京都の街を散策したり、おいしい居酒屋を開拓するのが趣味。最近は自炊にも凝っていてシイタケのバター醤油焼きなど、簡単な一品を作るのが楽しみ。

山浦 義貴
先生


京都民医連中央病院
内科医

Profile

休日は京都の街を散策したり、おいしい居酒屋を開拓するのが趣味。最近は自炊にも凝っていてシイタケのバター醤油焼きなど、簡単な一品を作るのが楽しみ。

まず自分で考え、判断する主体性を求められる臨床現場に驚いた


山浦先生(以下:敬称略):当院は、社会的背景や経済的な事情に関わらず、あらゆる方々に医療を提供することを理念としており、臨床でも、幅広いCommon diseaseを診ることが特徴です。私自身も当院で初期研修を経験し、多職種が一丸となって患者さんを診ようとする姿勢や、その雰囲気の良さに惹かれ、研修終了後も続けて当院で勤務しています。
矢口先生(以下:敬称略):私は大学時代、関東から四国まで数多くの病院を見学し、その中でも、ひと際温かい雰囲気と優しい先生方に魅力を感じ、当院での研修を決めました。
奥村先生(以下:敬称略):私も同じです。それに加えて当院を選んだ理由は、研修医の指導体制が充実していることです。診療科間の垣根が低く、困った時にはどの科の先生であっても、すぐ手を差し伸べてくださるので、安心感があります。
山浦:研修医一人に上級医一人がついてマンツーマンで指導しつつ、他の上級医も適宜コンサルティングを行うなど、何層にもわたる「ミルフィーユ方式」で手厚く指導する体制を整えています。私が指導する上で大切にしているのは、研修医自身に考えさせることです。
ただ上級医の指示に従うのではなく、まずは自分で考え、わからないことは自ら調べる。それでもわからない場合は、一緒に考えるというプロセスを重視しています。

奥村:研修を始めて驚いたのは、想像以上に自主性が重んじられることでした。例えば患者さんのCT画像を見る際も、まず自分で病態を判断することが求められます。臨床で見る画像は、教科書のように病変が明確なものばかりではありません。「この影は肺炎なのか、それとも違う原因なのか」と、判断に迷うこともしょっちゅうです。教えられたとおりに動いていた学生時代とは、まったく異なる深い学びを日々実感しています。
矢口:入職したばかりの4月、総合内科で山浦先生の指導を受けながら、カルテの書き方や問診の方法を学び、毎朝、担当患者さんについてのプレゼンテーションを行ったことが印象に残っています。私が疑問を投げかけると、「ここを調べたら、いいんじゃないか」と、丁寧にフィードバックをくださったおかげで、まずは自分で考え、調べることが意識づけられました。
山浦:研修医としての最初の目標は、患者さんの一次情報を取れるようになることです。問診や身体観察、病歴、CTや採血の結果などから良質な一次情報を取得することが、その後の適切な治療の基盤になります。矢口さんは、問診で患者さんが訴えていることを的確に聞き取り、病態を把握して、皆にわかるようにプレゼンできるようになってきましたね。研修2年目の奥村さんは、主体的に考え、行動できるようになり、頼もしさを感じています。
奥村:1年前は、何をするにも必死でしたが、最近は、救急外来に運ばれてきた患者さんを診て、自分で病態を判断し、迅速に処置できるようになってきました。少しは成長したかなと思っています。

厳しくも優しい先輩や同期に支えられ、日々成長している


奥村:時に厳しく指導してくださる先輩や、褒めてやる気を引き出してくださる先輩など、どの先輩方も「研修医のために」と快く指導してくださるのが、当院の良いところです。とりわけ心強いのが、同期の存在です。弱音や本音を漏らした時、同期の励ましの言葉に助けられたことが何度もあります。また京都府医師会の新研修医総合オリエンテーションで、他病院に親しく話せる仲間ができたことも、良かったです。
矢口:同期の存在は、本当にありがたいですね。元気がないと、「大丈夫?」と声をかけ、話を聞いてくれることが、心の支えになっています。
奥村:乳腺外科での手術や腫瘍内科での緩和ケアを経験する中で、乳腺外科医になりたいという気持ちが強くなってきました。薬物治療や手術、さらには予防まで、多様面から患者さんのQOLに関われるところに面白さを感じています。
矢口:私は将来、地域医療に関わりたいと思っています。これからの研修を通して、専門を決めていきたいと思っています。
山浦:患者さんの訴えをしっかり聞けることが、良い医師の条件の一つです。症例を診て終わりではなく、論文や文献を読んで知見を深め、次の治療につなげていける。お二人がそんな学び続ける医師になってくれたら、嬉しいです。

適度な症例数と十分な教育で、
自分に合った「ちょうどいい」研修プログラム

当院は京都市右京区南太秦にある411床の病棟を有する病院です。地域から求められる急性期医療と在宅復帰支援に対して、標準的医療を軸とした最適な医療を提供いたします。Health Promoting Hospital の役割として、当院を利用される方々、地域にお住いの方々、当院職員のより良い健康の実現に病院として貢献します。医療技術を高めると同時に、安全性を最優先し、患者さんを中心に考え、公正な医療を実践できる高い倫理観をもった医療従事者の育成と健全な組織作りに取り組みます。

臨床研修屋根瓦塾KYOTO
― 2026 夏―を開催!

 7月25日(土)に臨床研修屋根瓦塾KYOTO ―2026夏―を開催しました。今回は症例ブースを5つに増設するとともに、定員を50名に拡大し、大変活気のある研修会となりました。
 今回も“明日の臨床で使えるような実践的な手技や知識、考え方を身に付ける”
ことを目標に、若手指導医が「アドレナリン筋注」「グラム染色」「Aライン」「徐脈」
「画像診断」をテーマにシミュレーションシナリオを準備し、参加研修医はシミュレーターなどを用いた体験を通して、超実践的な技術の習得を図りました。「時間が足りないくらい盛りだくさんの内容で、先生方の熱意を感じた」や「各ブース、コンパクトかつポイントを押さえた内容だった。チーム内で交流ができて楽しかった」などの感想をいただき、所属施設の異なる研修医とグループを作って取り組むことでヨコの繋がりができたほか、アイスブレイクやコーヒーブレイクでは指導医と交流することでタテの繋がりを築くこともでき、会場は終始和やかな雰囲気で包まれました。
 また、参加者特典として配布した医師会オリジナルスクラブを参加研修医・指導医全員が着用し、会場には一体感が生まれました。稲葉哲士先生を統括リーダーとして、実践的で臨場感あふれるレクチャーをいただいた指導医の先生方に御礼申し上げます。
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    患者の「人生」に寄り添う 地域医療の醍醐味とは?

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