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医療安全対策

平成17年度 第9回 議事録

H17.4.11
京都府医師会 第9回医療安全対策委員会開催される
平成17年4月11日、京都府医師会館において第9回医療安全対策委員会小委員会Aが開催された。
 
まず山木委員長より開会にあたり委員交替の報告があり、新委員の京都府看護協会 松山委員が挨拶された。また大藪理事より5月からは京都府・京都市の医療安全の各担当者がオブザーバー参加されることが報告された。
 
続いて議題に入り、山木委員長より第3回医療安全シンポジウムの日程について調整の結果、平成18年2月25日(土)に開催することが提案され、委員会として了承され第3回医療安全シンポジウムは京都テルサ・テルサホールにおいて開催することが決定した。
 
次に「医療相談窓口」に関しての検討に入り、まず山内副委員長より医療安全支援センターに関しての報告が行われた。京都府の相談件数は、平成15年度 532件で主に看護師が中心になって相談を受けている。医療相談窓口については行政・医師会・病院の相談窓口・民間のボランティア団体と窓口がバラバラの現状が報告された。また医療相談の内容に関しては多種多様なものがあるが、その中でも医療訴訟関係はなじまないとの考え方が示され、府医としては「医療相談窓口」に対してどの様に考えているか、また医療相談に対する各委員の意見を求められた。
 
大藪理事より府医の医療相談に対する考え方として、具体的な医療相談窓口のあり方についてはこれから意見を出してもらいながら決めていきたいが、この委員会は専門医会から代表の方が委員に選出されていることを踏まえ、患者さんからの相談について専門の立場から答えてもらえる様なことを考えているとされた。奥田委員からは患者サイドからみると、どこの相談窓口に行けばよいか見えてこない。最近では以前と相談内容の質が変わってきて、何でもクレームに繋げられることが多くなってきたと感じる。しかし単なる相談だけでは医療ミスに関しての相談内容の行き場がなくなるのではないかとの危惧が示された。齋藤委員からはこの委員会では医者と患者の対立構造ではなく、一緒に医療を良くしていくパートナーとして医療安全文化を作り上げてくことを目標に考えて欲しい。例えば無過失賠償制度の問題も真剣に考えていく時に来ているとの意見が出された。松山委員からは、看護師がどこまで相談の問題に答えられるかというと、職能範囲が限られているので実際は難しいとの意見があった。
 
山内副委員長は医療安全に関していえば、環境整備等システムを考えていけば事故はかなり減らせていける。医療相談窓口については色々あっていいのではないか。医師会としての医療相談窓口設置の目的を明確にして取組んでいきたいと今回の委員会を纏められた。川合委員からも、医療安全について各専門医会からこれだけを伝えて欲しいことを、「医報」に月1件掲載しても年間では12ポイントを掲載出来るので実行してはどうかと付け加えられた。
 
最後に山木委員長から本日はフリートーキング的に話し合ってもらった。医療相談窓口は医師会としてもあり方を決定しそれを府民・市民に広く広報していくことが大切である。また医師会の相談窓口と医療安全支援センターの相談窓口については、別々の独立したものとして運営されていくのが好ましいかは次回の委員会で行政の実態も聞いて引続き検討をしていきたいと締めくくられた。
 
次回の医療安全対策委員会の小委員会Aは6月13日に開催することを確認し終了した。
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