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医療安全対策

平成21年度 第13回 議事録

H22.1.19
京都府医師会第13回医療安全対策委員会
 平成22年1月19日、京都府医師会館において 第13回の医療安全対策委員会が開催された。
 平成21年12月24日開催の第2回医療安全講演会、「齋藤委員長による京都府医師会の医療安全対策について」・「宇治武田病院 勝見病院長による医原性神経損傷〜採血と手術時の末梢神経損傷を中心に〜」に約200名の方が参加したと報告した。
 次に平成22年1月28日開催の第3回医療安全講演「えっ、本当!?他科に学ぶ事故事例〜日常外来診療で注意すべき疾患PART2〜」は、10専門医会11症例紹介で1症例につき質疑応答を含めて10分以内で行うことになった。
 続いて服部弁護士から裁判事例として「ウイルス性髄膜脳炎で入院治療を受けていた患者が、右鎖骨下静脈穿刺を受けた約32時間後に死亡した事案につき、肺出血により気道閉塞を生じて窒息死した可能性が最も高いが、医師には穿刺の手技の誤りその他の注意義務違反が認められないとされた事例」に関して説明された。
 服部弁護士は、この裁判での1審での判決を要約して簡単に解説すると、1審で裁判官は、「人為的に(医師の手が加わった)やったことであるので、合併症ではないと考え損害賠償を命じる判決となった」。しかし高裁においては、「鎖骨下静脈穿刺によりカテーテルを挿入する場合、合併症として気胸が生じることは避け難い“合併症”として過失を認めなかった」。この裁判事例が示す様に、“医療行為における合併症”については、すべての裁判官が理解をしているとは言えないので注意が必要と説明された。
 委員から今回の裁判事例に関して、本当に検証されるべき点が裁判では検証されておらないとの指摘等、様々な意見があった。松井理事は「今の事例をこの委員会のメンバーで検討しても、この様に色々な意見・見解がある。現在検討されている医療事故調査委員会での調査を考えた場合、大変な労力がいることが分かる」と述べられた。橋本理事からは、IVHの事故・採血時の神経損傷は、事故が起こっても後の処置が間違ったものでない限り、医療側としては無責を主張していかないと、医療そのものがなりたたなると説明した。
 第7回 医療安全シンポジウム(平成22年2月27日)の開催について協議した。 齋藤委員長はシンポジウムの冒頭に「新しい医療安全文化について」の解説をしたい。新しい医療安全文化として考えていることは、事故が起きた場合隠すのではないなく、素直に謝り許される文化を創っていきたい。その為にどのようなシステムが必要なのかを説明したい。
  岡本 左和子氏の基調講演“医療コミュニケーション−医療安全と信頼の構築へ−”では、先日の医師会での講演内容を中心に「医療事故後の話の持っていき方」・「専門のコミュニケーションを中心に通常の医療行為の中での安全の確保」・「医療事故が起こってしまった後のコミュニケーションの続け方」等についてお話しいただく予定にしている。そしてパネルディスカッションでは、豊田 郁子氏、長尾 能雅氏には最初に10分程度お話してもらった後に、パネルディスカッションを行いたい。そして中谷内 一也氏には、心理学の立場からコメントいただこうと考えていると報告された。
 長尾委員は、大学病院での紛争事例の紹介や民主党が考える医療安全対策関連法案には医療メディエターの設置のこともふれられているので、現状の大学病院での設置の考え方について説明したいと考えていると報告された。
  最後に齋藤委員長は、多くの医療関係者に参加の呼びかけをして欲しいと締めくくられた。
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