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医療安全対策

平成23年度 第13回 議事録

 
H24.02.21
京都府医師会第13回医療安全対策委員会
 平成24年2月21日(火)、府医会館において第13回の医療安全対策委員会が開催された。
 最初に2月4日(土)、府医会館で開催した第9回医療安全シンポジウムについて、報告。参加者は、150名(一般61名 医師27名 看護師31名 薬剤師8名 その他医療関係者23名)で昨年よりも約90名少なく、一般参加者を増やす為に工夫が必要とされた。委員からは日曜日の方が参加しやすいとの意見が挙がり、土曜日の府医会館は会場が他の講演会で押さえられている状況も考慮し、委員会としては、次回のシンポジウムを平成25年2月の日曜に開催することとなった。参加者アンケートについて分析。鮎澤先生の講演については、話し方が早い、内容が難しいという意見があったことについて、委員からは、医療安全に見識のある医療関係者には良かったが、一般参加者には難しかったのではないかとの感想が述べられた。フロアーからは、セカンドオピニオンについての質問があったことについて、委員からはセカンドオピニオンだけでも1回のテーマとして成立するものであり、今回はテーマが広すぎたのではないかとの意見が挙がった。齋藤委員長からは、市民は、セカンドオピニオン等、何でも相談できる、かかりつけ医を持つことが大切であるとの感想が述べられた。
 続いて、2月15日(水)に日医で開催された第2回シンポジウム「会員の倫理・資質向上をめざして−ケーススタディから学ぶ医の倫理−」について、橋本理事より報告、メインはグループごとに分かれてのケーススタディで、ケース1「認知症が疑われる高齢医師が自身の症状を認めないケースへの対応」では、家族や友人から説得してもらうべきとの意見や、簡単なテストを実施して自分で気付くように導くべきとの意見が挙がった。また、ケース2「わいせつ行為を訴えられた医師」では、必ず看護師等を同席させて診療することが重要との意見。ケース3「診療時間内に来所したのに診療を断られた患者」では、受付職員に時間がかかることを説明させるのではなく、医師自らが事情を説明し、それでも診療を望む場合は、待ってもらったうえで診療するしかないとの意見があったとされた。
 次に協議として、前回の委員会で検討した「診療所向け患者の権利宣言」について、澤副委員長より原案が提出され、検討した。委員からは文言に対しての意見が挙がり、弁護士の服部委員からは文言について法的な視点からの指摘があった。また、齋藤委員長からは、患者の権利宣言とともに、患者の責務も必要ではないかとの意見が述べられた。患者の権利宣言については、委員からの意見を受けて文言を調整し、次期委員会で何回か議論したうえで完成させ、各会員へ配布することとなった。
 最後に、各委員から今期委員会の総括と来季委員会での検討課題についてコメント。医療安全に気を付けることができるようになった。委員会で学んだことを(推薦元の)専門医会へフィードバックしていきたいなどの感想が語られた。
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